ハードパックは、ある程度の数量(例えば50個以上)を製作する場合はケースの金型が必要となります。
ハードパックのプラスチックケースはモールド金型が必要です。数量が少ない場合は光造形によるケースの製作、または光造形品を母型とするゴム型で製作することも可能です。いずれにしろ、多額の初期費用、または単価が必要となります。
しかし、電池パックをエンドユーザが交換する場合や、落下衝撃に対する強度、防水、防爆などの要求がある場合にはハードパックで無ければなりません。
ソフトパックは本体内に組み込み、交換は本体のメーカーのサービスマンが行うことが条件となります。また、ソフトパック状態で、落下や衝撃に対して、保証することはできません。これはメーカーが本体に組み込むことによって、実現して頂く必要があります。
すなわち、エンドユーザがソフトパックを手にすると、シュリンクチューブを剥いてみたり、保護回路をショートさせてみたり、落下させてセルを壊したり、保護回路の部品を壊したりする可能性があります。電池メーカーはそれによって事故が起こることを心配します。これは業界共通認識です。
リチウムイオン電池のソフトパック品は本体に組み込み、エンドユーザが電池交換を行わないものに限定されるとお考えください。また、OEM先のサービスマンのみがソフトパックを扱うことになっていても、落下による破損は保証されないことを前提としてください。 |