1990年代前半、当時ハタチぐらいの私にとって、どこでも使えるノートパソコンというのは、未来にあるだろう夢や希望を具体化したような製品であった。
一番最初に買ったのはオリベッティのノートパソコンで、またマックのものを買ったりしたのは、「未来」がそこにあったからだった。
パナソニックのレッツノートCF-M1は長らくWINDOWS3.1のマシンを使いつづけて、どうにもならなくなったときに買った98搭載のマシンだった。
このころにはノートパソコンはもはやひたすら日常の業務をこなす機械となっていたが、がんばってよく動いてくれたと思う。
バッテリーは1時間ほどしかもたなかったが、喫茶店でのチョイ書きなど「モバイル生活」を堪能できたマシンだった。しかし時が経つにつれ、バッテリーが消耗したのか、10分ぐらいで息切れし、外では使えないマシンになってしまった。
古いマシンだが、軽さとペタペタしたキータッチは捨てがたい、とほおってあったところ、ネットの記事でバッテリーリフレッシュサービスの話が出ていた。
1万円ぐらいのお金で、このパソコンが使えるようになるならと思い、さっそく申し込んでみた。結果、チョイ書き、通信用といった使用には十分たりるマシンとなった。
リフレッシュサービスの本当の良さを評価するには、そもそも1時間しかもたないバッテリーでは足りないだろう。
今メインのノートパソコンのバッテリーに問題がおき、メーカーで対処できないときの解決策として頭に浮かぶのはこのサービスであることは間違いない、というにとどめておこう。
